文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」内の、様々な人の人生を大竹まことさんが朗読するという「ゴールデンヒストリー」というコーナーにて、代表の伊藤真穂と発達凸凹アカデミーをご紹介いただきました。

大竹まことさんの語りが、感動的でした。

ある日突然、障害のある子どもの母親になりました。

3歳になっても言葉をしゃべらないしんじくんが5歳の受診で、知的な遅れのある自閉スペクトラム症(ASD)と診断されたのです。

これからは障害のある子を育てる人生か。

自分のせいだと罪悪感を抱えた伊藤さんは、

「すぐ訓練すれば普通の子に追いつく。いまなにかをしないと一生後悔する」と、あらゆる方法を模索します。

三角や丸の形を見せて、
ちゃんと言えたらご褒美をあげる。

そんな訓練にも力を入れました。

これだけがんばってるのに、なんでできないのって・・怒っちゃうんですよ。

でも、かわいそうですよね。

そうやって怒ってしまう自分が嫌でした。

しんちゃんはその後、子どもにやりたいことをやらせる方針の別の幼稚園に移ります。

オムツが取れていないと相談した伊藤さんは、「いいんじゃない?本人がそうしたいんでしょ?」という言葉に衝撃を受けたと言います。

しんちゃんはこの幼稚園で大きく成長しました。

そっか。

しんちゃんはお友達とお話したいから、しゃべるんだってわかりました。

前は別に、しゃべりたいことがなかったんだと思います。

こっちが言わせるもんじゃ・・なかったんですね。

しんちゃんが生まれて発達障害について知った伊藤さんは、自分と同じ境遇の母親のために発達障害について学びながら、支援もできる資格取得スクールをつくりました。

しんちゃんと一緒にがんばった私だからできると思ったんです。

伊藤さんの周りには、

同じようにお母さんのために支援したいという仲間が集まり、孤立しがちなママ同士の学びと交流の場が生まれました。

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