扱いにくい部下の
マネジメント方法
〜その問題、”大人の発達障害”が原因かもしれません〜
発達障害支援アドバイザー 浜田悦子
こんな部下に
戸惑った経験はありませんか?
〜「できる」と嘘をついてしまうAさん〜
”できる”と言うので任せていたのに、納期をすぎても出してこない。
問い詰めると涙を流してトイレにこもったり、物にあたることもある。
〜間違いを認めず、何度も同じミスを繰り返すBさん〜
上司や同僚が間違いを指摘すると反発し納得せず、
”どうして自分が間違っているのか?”と理解しようとしない。
結局、何度も同じミスをし続け、しまいに同僚もわかっているのに何も言わなくなる。
他にも・・
「報・連・相が適切なタイミングでできない」
「同僚とうまく関係を築けない」
「話が通じず、他の社員のメンタルに悪影響を与えている」
他の社員は同じ指導で理解できるのに・・・
もしかしたら・・その問題の中には
「大人の発達障害」が隠れているかもしれません。
〜「できる」と嘘をついてしまうAさんに考えられること〜
- 本人と上司のゴールが違う
- できないことをできないと言えない
- 気持ちの落ち着け方、発散方法を習得していない
全体をまんべんなく捉えるのが苦手なので、納期を少し前倒しして計画を立てたり、「今日の予定」を上司と共有するようにするといいでしょう。
〜同じミスを繰り返すBさんに考えられること〜
- こだわりが強い
- 不安感が強い
- 指摘やアドバイスを否定と捉えてしまう
- 答えのない「考える仕事」が苦手(曖昧なゴールが難しい)
間違っているとわかっていても、選択肢がないため自分のやり方を変えることが難しいかもしれません。指摘ではなく図解やフローでルール化して教えたり、答えのある仕事(分析、数値化)で成功体験を積むことも効果的です。
一般的なマネジメント理論では通じない?
もしも問題に「発達障害ならではの特性」が隠れている場合、
これまでのやり方が全く通用しないこともあります。
「何かうまくいかない・・」
「今までのやり方では通用しない・・」と
感じたら、少しだけ視点を変えてみましょう。
自分のメンタルと、
チームのモチベーションを守るためにも、
まずは「発達障害傾向のある人の特性」を
知ってみるところからがスタートです。
研修概要
タイトル | 扱いにくい部下のためのマネジメント方法 |
内容 | ・大人の発達障害と特性について ・グレーゾーンとは ・会社でよくある課題と具体策 ・当人と組織全体への対処事例 |
日時 | 9月7日(水)14:00〜16:00 |
参加費 | 無料 |
会場 | 〒810-0001 福岡市中央区天神2丁目8番41号 福岡朝日会館13F 研修室 |
主催 | 株式会社アソウ・ヒューマニーセンター/一般社団法人 発達凸凹アソシエーション |
講師紹介
発達障害支援アドバイザー 浜田悦子
自身の子どもが発達障害と診断されたことをきっかけに、発達支援センターの指導員へ。その後独立し、約2,000人の親子に関わる。
講師を務める「発達凸凹アカデミー」では100名以上のインストラクターを排出、9割以上の発達障害・グレーゾーンの子育てに「効果があった」という実績を持つ。
- 生涯学習のユーキャン「子ども発達障がい支援アドバイザー講座」の執筆・監修
- 音声メディアVoicy にて ユーキャン「子ども発達相談室」チャンネルにて発信中
- 療育施設にて支援者向け研修や、大学での学生向け講義
朝日、毎日、中日新聞、週刊誌AERA、ひよこクラブなど、メディア掲載多数。